”天使の小部屋”通信 2020年5月号 ~看護部~

こんにちは。ファンコート泉の看護部です。
今回も天使の小部屋からコロナウイルスの情報を、ファンコート泉での取り組みと共にお伝えしていきます。
自分の行動の振り返りや新鮮な情報としてお役立ていただければと思います。

『飛沫感染』と『接触感染』

コロナウイルスは主に「飛沫感染」と「接触感染」によって感染することが分かっています。
これらは他のコロナウイルスでも同様の感染様式をとると考えられています。

飛沫感染とは、咳やくしゃみをした際に生じる比較的おおきな「飛沫」や、呼気に含まれる飛沫などである「エアロゾル」中にウイルスが含まれ、その飛沫などを吸い込む事で感染が広がる経路です。
新型コロナウイルスSARS-CoV-2は、唾液・鼻水・喀痰などの上気道の分泌物にも多く出て来る事が分かっています。
なので、ウイルスを含む「しぶき」などが飛ぶと感染源となるのです。
「しぶき」は1回のくしゃみで40,000個近く、5分間の会話で3,000個近くも飛んでいると言われ、重要な感染ルートになります。
感染を防ぐ対策としては、他の人と距離をとること、症状のある人と接触を避ける事、咳エチケットを守る事、換気を行なう事などがあります。
ファンコート泉でもスタッフのマスク着用をさせて頂いておりました。
また、休憩時間や会議の時間は距離を保っております。
天使の小部屋では、休日は手作りマスクでおしゃれを楽しみながら感染予防♪

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中にはパ〇ツでマスクを制作するスタッフも(^o^)丿。
皆様も楽しみながら取り組んでみて下さいネ☆。

一方、接触感染は鼻や口に触った事でウイルスの付着した手や、汚染された手で触れたものなどから、その手で目、鼻、口などの粘膜を触る事でウイルスが感染する経路です。
これは共有するものなどを介してくる感染ルートであり、

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上記図のようなもの、皆様の身の回りではドアノブや携帯電話などでも起こり得るルートです。
感染予防の対策としては、先月紹介した手洗いはもちろん、環境の消毒なども有効です。
ファンコート泉でも時間を決めて手すりや普段処置やケアに使うもの、記録用の電子端末も消毒を徹底しております。

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これからも感染予防に気配りしながら、ご利用者様に安心して過ごして頂けるよう取り組んで参ります。

 

2020年5月30日
医療法人社団平成会
介護老人保健施設ファンコート泉
看護部 柴崎・宮本