こんにちは。ファンコート泉のリハビリテーション部 作業療法チームです。
先日、リハビリの1つ、園芸療法を入所者様とリハビリ職員で行いました。
まずは土づくりから。
男性チーム、首にご自分でタオルを巻いて、気合を入れて登場!
「よく混ぜなきゃな」「いい土にすっぺ」 との会話が聞こえてきました。
いい土ができたところで、お花や野菜を植えていきます。
「土はこれくらいかな?」「初めてやったけど、これでいいかしら?」
「どこまで大きくなるかな」「このくらいかなあ」
こちらの女性2人は、いつの間にか仲良しになって、握手をしてお部屋に戻られました。
園芸活動を通して、土のにおいで、幼いころ遊んでいた土遊びや畑仕事を思い出しておられました。
杖で歩く、重りを持って筋力訓練などのリハビリ手段もありますが、畑で立って水やりをするなど普段のリハビリを応用した訓練や楽しみがある生活、生きがいにつながるリハビリもあります。
入所されているお客様は、他のお部屋の方と交流をもつことで、表情も豊かになる方もいれば、日ごろのリハビリで鍛えたおかげで、中腰での作業やこぼさずに土を混ぜる腕の動きなどの、より難しい動作も行えるようになりました。
今後もリハビリを続け、園芸活動だけでなくたくさんの作業活動を行っていただけるように私たちも頑張ります!!
苗を植えてから約3週間たち、野菜やお花はこんなに大きく成長しています。
自ら水やりに行ったり、成長を喜んでいる入居者様もいらっしゃいます。今後の成長もお楽しみに!
2017年8月14日
医療法人社団 平成会
介護老人保健施設 ファンコート泉
リハビリテーション 作業療法士
遠藤・伊藤・佐々木