男性の木工クラブが活動開始しました。

こんにちは。ファンコート泉のリハビリテーション部 作業療法チームです。

 

『何か仕事がしたい!!』との、男性入所者様の言葉を聞いたリハビリ職員。

若い頃は大工さんだったり、木を馬で運んだり、大きな石を動かしたりして働いていた男性が、年齢を重ねて、体が思うように動きにくく、気分が乗らなかったりして、活動する機会が減ってしまう方を多く見かけます。

男性の入所者様がイキイキできる活動ってなんだろう… 

リハビリ職員で考えて、出た答えが、木工でした!

天気がいい日を狙い、今回は理学療法士も加わり、リハビリテーション部の職員で活動を実施しました。 

 

張り切って、頭に鉢巻を巻いてスタート。

ある男性は昔、大工さんをされており、なんと20年ぶりにのこぎりを手にしたそうです。

さすがは大工さん。切り口がきれいです。20年ぶりでしたが、体はしっかり昔の大工さんだった頃を覚えていました。

のこぎりで木を切っている①

 

仕事をしたいと話していた男性は、恥ずかしい表情をしていましたが、のこぎりを手にすると表情が真剣になり、仲のいい入所者様と協力をしながら目印に沿って木を切り落としていました。

木を切るところ②

 

普段なかなか見られない真剣な表情で皆様、作業を行っており、終了後は、木を切った作業を覚えており、またやりたいという声が聞かれました。

リハビリ職員も、イキイキと仕事をしている入所者様の姿を目にして、感動とともにこれからも、普段のリハビリの成果を発揮して、できなかったことができるようなリハビリを提供したいと改めて感じました。

 

次回は切った木材の切り口を整えて、棚の作成を頑張ります!

 

2017914
医療法人社団平成会
介護老人保健施設ファンコート泉
リハビリテーション部
遠藤・伊藤・佐々木